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東日本大震災と自動車運転再開

aiwel の曲山です

間もなく東日本大震災そして東京電力福島第一原発の爆発から5年が経とうとしています

たくさんの励ましの言葉、ご支援を続けていただきありがとうございます。

 

ところで 自分が「自動車運転再開」について取り組み始めた

そもそもの理由を書きたいと思います

この事業を始めた当初、オフィス清水の清水社長の塾生として

清水社長が経験された具体例を沢山聞いていました

その中で 「病院のセラピスト(理学療法士・作業療法士)から

患者やさんの紹介があって

中には、退院の日に改造した(左足アクセル+左ウィンカーレバー+旋回グリップ)

クルマを自分で運転して自宅に戻る人もいるよ」という話しがありました

 

早速、地元でリハビリに力をいれている病院へ飛び込み訪問をしました

それが受付で紹介されたのが、セラピストではなく相談員でした

相談員さんに自分が訪ねた理由を説明したのですが全然伝わらず

(説明と言っても自分にほとんど知識がないので、当たり前ですよね^^)

結局、セラピストにはたどり着かず、しょんぼりして帰りました

 

当時の自分は

「全国どこの病院でも患者さんが退院するときには、クルマの運転について

病院で指導したり

相談にのったりするものだと思っていましたが

それは間違いで

そういうアプローチをしている病院のほうが少ないことが 後々わかりました」

 

それから数年は お客さんになった方に

リハをやった病院と担当のセラピストを聞いて 突撃訪問を繰り返しました

すると怪我や疾患によって 入院治療~リハビリ~退院までの流れが違うことや

どういった病院にお客様になりそうな患者さんが集まるかといったことが

だんだんわかるようになりました

 

また セラピストと話をするのに、医療制度や身体のことも勉強するようになり

5年くらいたった時には、患者さんの体のことだけでなく

医療(リハビリ)や介護の現状や問題点、今後の課題など セラピストと

話せるようになっていました

 

そんな時 2011年の春東日本大震災での東京電力第一原発の水蒸気爆発がおこりました

(今考えると事故後から3年くらいは、

自分自身の精神状態もかなり不安定な状態だったと思います)

それでも営業活動は続けていました

 

ある病院の リハ室の責任者からこんな話を聞きました

(通院でこられる片麻痺の患者さんから)

 

「原発の爆発をテレビで見て避難しようと思ったけど

クルマの運転が出来ないから避難もできず このまま死んでいくのかと思った」

って言われたんです

今まで「自動車運転再開」に取り組んでこなかったことは

まずいことなんだと気づきました

 

その話を聞いてからです 今まで以上に「自動車運転再開」について

もっとPRしなければと思い

病院(セラピストや相談員)、地域包括支援センター

運転したくてもどうしたら良いかわからずに困っている方に

情報を届けてくれそうなところを

改めてピックアップし営業し始めました

現在は理解・賛同してくれる人たちも増えてきました

ですがまだまだ、情報が行きわたらず埋もれて困っている方が 沢山いるはずです

これからもさらにバージョンアップして続けていきたいともいます

自動車運転再開勉強会

aiwel  曲山安宏

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aiwel
2005年(H17年)より、本人運転タイプの取扱いを開始。2006年(H18年)より手動運転装置・左足アクセル付車、車いす移動車のレンタカー事業、2007年(H19年)より福祉用具販売・レンタル・住宅改修(介護保険事業)を開始。現在は、後付けの「回転(回転昇降)シート、車いすリフト、スロープ、ステップ等も扱う。 「rehabilitation of mobility」をテーマに、「家の中」そして「家の外」への移動環境をトータルでプロヂュースしている。

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